浮ひょうは熱膨張や収縮が起こるため、振動式密度計で得られる密度とは合致しません。
両者の関係は下記のようになります。
(API Std 2540/ASTM D1250では浮ひょう密度を真の密度へ換算するプログラムが規定されていますが、これの逆計算を行ったものが、下記の式となります。)
S=d/G
G=1-0.000023×(t-15)-0.00000002×(t-15)×(t-15)
d:測定温度tにおける真の密度(g/cm3)
S:浮ひょう密度(g/cm3)
G:浮ひょうの熱膨張・収縮に対する補正係数
t:測定温度(℃)
よくあるご質問密度比重計
密度比重計
Q
振動式密度計で測定した密度と浮ひょう密度には、どのような関係がありますか?
A