牛乳のような水より若干粘度の高い低粘度液体試料の場合、その測定できるせん断速度はおよそ
10~100 s-1(最大可変幅が1桁程)程度の範囲となりますが、せん断速度依存の測定は可能です。 EMS粘度計は、出来るだけサンプルに力を加えない「低せん断」での測定を特長としておりますため、測定できるせん断速度領域はサンプルによって決まります。 更に、測定可能なせん断速度領域が狭い(最大可変幅が1桁程)ため、狭いせん断領域内に限られますが、せん断速度依存を評価することは可能です。また、EMS粘度計(EMS-1000)ではモータ回転数を変化させることがせん断速度を変化させることになりますので、モータ回転数を変化させることでせん断速度依存性を評価することが出来ますが、原理上、試料性状によりせん断速度が変化いたしますので、せん断速度を直接制御することができません。
よくあるご質問粘度計
粘度計
Q
牛乳のような低粘度液体について、せん断速度依存は測定可能ですか?
A