さまざまな便利機能を搭載、高精度測定を迅速に!振動式密度計の未来の扉を開く「DA-600シリーズ」3機種ラインナップ
見積もり依頼製品情報
密度比重計
DA-650/645/640
特長
さまざまな液体試料を迅速・高精度に測定可能な振動式密度比重計です。 測定時間は従来比の約40%短縮を実現しました。さらに、測定センサ部構造の改良により測定精度の安定性を向上させ、周囲温度の影響を従来比の50%低減に成功しました。また、設置面積も従来比35%減を実現。操作部はカラーLCD・タッチパネルを採用することで直感的操作性を向上、インターフェイス部には従来品にないLAN、USBを搭載することで機能性を向上させました。環境に配慮したeco設計です(測定時に比べスリープモード時の消費電力は約50%低減)。
- 測定時間の大幅な短縮を実現
1) 最短測定時間は約20秒。(試料温度安定状態の場合)
2) 従来比(DA-500シリーズ)約40%の短縮。(粘度補正機能OFF時の場合)
3) 従来比(DA-500シリーズ)約35%の短縮。(粘度補正機能ON時)
- かつてない測定精度の安定性を実現
1) 温度が大きく変化する環境下でも、新搭載のリファレンスセンサで安定した密度測定を実現。
2) シームレス構造のジョイント採用により、試料経路のオールフラット化を実現。
- 多彩な機能を装備し見える化を実現
1) 温度スキャン機能全自動測定。
2) ワンポインド校正モード。
3) 乾燥剤交換時期のお知らせ機能。など
- 充実したインターフェイスを装備
1) 5.7型TFT液晶&タッチパネルの採用により、直感的操作性に優れている。
2) LANを用いてパソコンへ簡単に接続、パソコン付属のブラウザで、制御やデータ転送が可能。
3) USBメモリにデータ保存可能。
4) バーコードリーダーを利用して、サンプル情報の入力や測定メソッドの切換が簡単化を実現。
- GLP・GMP支援機能の充実
1) パスワードによるログオン機能、階層別管理も可能(管理者&操作者)。
2) 始業時点検に便利な校正ナビゲーション機能。
3) 校正履歴・点検記録の記録が可能。
4) 点検日等のお知らせ機能。
- eco設計で環境に配慮
1) 測定時に比べ、スリープモード時の消費電力は約50%OFF。
2) タイマー機能で装置の暖機を自動完了します。
- 日本国内唯一の国家標準にトレーサブルな密度標準液の供給メーカー
1) 計量法に基づく密度区分の登録事業者(JCSS-0115)。
2) JCSS認定シンボル付校正証明書付の密度標準液を供給。
3) その密度標準液を用いて検査された高品質・高信頼性な密度比重計を提供。
用途
液体濃度管理・品質管理などに使用します。
- 原油および石油製品(燃料油、潤滑油)の取引価格や税額の決定
- 化学品によって生成する物質(化学製品)の純度管理や品質管理
- 牛乳製品、炭酸飲料、果実飲料などの製造工程管理および品質検査としてのBrix測定
- ビール、日本酒、ワインなどのアルコール度やエキス類の濃度測定
- 糖液、シロップ液、異性化糖液、調味料などのBrix濃度測定
- 日本薬局方に基づいた製薬の密度測定
- 植物油や動物油など油脂類の品質管理
- 香料・薬品などの品質管理
- エッチング液や酸洗浄液など表面処理剤の品質管理
仕様
製品名 | 密度比重計 |
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型式 | DA-650/645/640 |
測定方式 | 固有振動周期測定方式 |
測定範囲 | 0~3 g/cm3 |
測定温度範囲 | 0~96℃ |
正確さ:密度 | 密度: ±0.00002 g/cm3(DA-650) ±0.00005 g/cm3(DA-645) ±0.0001 g/cm3 (DA-640) 温度: ±0.02℃(DA-650) ±0.03℃(DA-645) ±0.05℃(DA-640) |
外部入出力 | LAN、USB、RS-232C |
電源 | DC24V(本体)、AC100~240V±10% 、50/60Hz(ACアダプタ) |
消費電力 | 約40W |
外形寸法 | 320(W)×365(D)×250(H)mm |
質量 | 約18kg |
標準規格
ASTM D1250 石油測定テーブルの使用に関する標準ガイド
ASTM D4052 デジタル密度計による液体の密度,相対密度及びAPI比重の標準試験方法
ASTM D4806 自動車の火花点火エンジン燃料として使用するガソリンとブレンドするための変性燃料エタノールの標準仕様書
ASTM D5002 デジタル密度アナライザーによる原油の密度, 相対密度, 及びAPI重力の標準試験方法
ASTM D5931 デジタル密度計によるエンジン冷却液濃縮物と水性エンジン冷却液の密度と相対密度の標準試験方法
ISO 12185 原油及び石油製品-密度の測定-振動U管法
ISO 15212-1 振動タイプ密度計-第1部:試験室計器
JIS K0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K2249-1 原油及び石油製品―密度の求め方―第1部:振動法
JIS Z8804 液体の密度及び比重の測定方法
Japanese Pharmacopoeia / 日本薬局方 一般試験法 2.56 比重及び密度測定法
OIML R 22 国際アルコール表
医薬部外品原料規格 2006 比重及び密度測定法 第2法
国税庁所定分析法 国税庁所定分析法と異なる測定方法で合理的かつ正確であると認められる方法
ソフトウェア
オプション
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密度標準液
JCSS校正品JCSS校正品の密度標準液です。
振動式密度比重計の校正に使用します。
密度(at20℃)が0.69*** g/cm3~1.49*** g/cm3の密度標準液をご用意しています。 -
多検体チェンジャ (高温仕様)
CHD-502H30検体のサンプルを連続して測定できる圧入式サンプルチェンジャです。
20mLバイアルびんを使用。
室温 ~ 80℃の温度範囲で使用できます。 -
多検体チェンジャ (標準仕様)
CHD-502N30検体のサンプルを連続して測定できる圧入式サンプルチェンジャです。
20mLバイアルびんを使用。
室温専用です。 -
多検体チェンジャ (冷却仕様)
CHD-502C30検体のサンプルを連続して測定できる圧入式サンプルチェンジャです。
20mLバイアルびんを使用。
4℃ ~ 室温の温度範囲で使用できます。 -
オートクリーンアンドサンプリングユニット
DCU-551N1検体を自動測定する場合に使用します。
室温専用。20mLバイアルびんを使用。 -
オートクリーンアンドサンプリングユニット
DCU-551H1検体を自動測定する場合に使用します。
室温 ~ 80℃仕様。20mLバイアルびんを使用。
カタログ
■総合カタログ.pdf
■予算申請カタログ.pdf
■密度・屈折 標準液 JCSS認定.pdf
■密度比重計 DA-650_645_640.pdf
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