半導体レーザを光源に使用した連続ガス分析計です。
見積もり依頼製品情報
レーザガス分析計
KLA-1
特長
ガス分子の近赤外線領域の単一スペクトル吸収分光法を採用しています。
この方式は原理的に選択性が高く、高感度で、安定性が良いという特長があります。
さらに、サンプリング装置を必要としない試料非吸引方式(直接挿入方)の採用により、従来測定が困難であった高温、高圧、高腐食性ガスの条件下でのガス連続測定が可能で、応答時間が短く、プロセスコントロールに最適な装置です。
- 単一吸収線分光分析を採用により選択性が良い。
共存ガスとの重なりの無い吸収線を選択し、単一吸収線吸収分光法を採用していますので干渉影響がほとんどありません。
- スペクトル変調の採用によりドリフトが無く、ダスト、窓の汚れの影響を受けません。
半導体レーザの波長可変性を利用して、測定ガスの吸収帯の吸収の無い部分と吸収のピークの透過率の変化を常に検出していますので、ドリフトが無く、また、ダスト、窓の汚れの影響を受けません。
- 温度圧力の影響を受けません。
試料ガスの温度、圧力が変化する場合、外部から温度、圧力の信号を入力することにより、特殊なアルゴリズムで、自動的にスペクトルの広がりの誤差を補正します。
- 直接挿入方式の採用
直接挿入方式のため応答時間が短く、試料ガスの状態を変えずに測定ができるため、従来方式では測定が困難なガスも正確に測定することができます。
- 操作が簡単で、消耗品はありません。
稼動部分が無いため、消耗品の交換は不要です。メンテナンスは3ヶ月ごとの光学部品の掃除と6ヵ月ごとのガス校正のみです。
仕様
製品名 | レーザガス分析計 |
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型式 | KLA-1 |
測定対象 | 排ガス中の塩化水素又は酸素、塩化水素/水分 |
測定方式 | レーザ波長分散方式 |
測定範囲 | 0~5000ppmまでのうち、任意のレンジ HCl:0~50ppm(最少レンジ)0~5000ppm(最大レンジ) O2:0~1vol%(最少レンジ)0~25vol%(最大レンジ) HCl/H2O:0~50ppm / 0~50vol%(最少レンジ)0~200ppm / 0~50vol%(最大レンジ) |
測定精度 | 繰返し性:フルスケールの±2%以内 |
応答時間 | 90%応答2秒以内 |
電源 | AC100V±10% 、50/60Hz |
消費電力 | 最大325VA |
外形寸法 | 発光器ユニット:288(W)×338(D)×188(H)mm 受光器ユニット:288(W)×388(D)×188(H)mm パージユニット:500(W)×200(D)×400(H)mm |
質量 | 発光器ユニット:約8kg 受光器ユニット:約8kg パージユニット:約12kg |
※上記の測定レンジは光路長1m、圧力101.3kPa、温度25℃の場合の値です。
※対応可能な測定レンジは、光路長、試料ガス条件(ガス組成、温度、圧力など)により異なります。
※上記以外のレンジに対しても対応可能な場合がございますので、測定レンジについては御相談下さい。
※上記以外の測定成分については、お問い合わせください。
関連情報
廃棄物焼却施設の一例
カタログ
■総合カタログ.pdf
■予算申請カタログ.pdf
■レーザガス分析計 KLA-1.pdf
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