製品情報

ホットディスク法 熱物性測定装置
TPS2500S/1500/500S/500

断熱材からセラミックス,金属等の固体,液体,粉体,ペースト類,ゲル状試料等の熱伝導率、熱拡散率の測定及び単位体積あたりの比熱容量を算出。

見積もり依頼

特長

等方性の断熱材、樹脂、セラミックス、金属、練り物、液体等の熱伝導率および熱拡散率が測定でき、さらにこれらの測定値により単位体積あたりの比熱容量を算出します。
新素材の研究開発、各種材料の応用や用途開発、製品の性能評価や品質管理に幅広く用いられています。
また、オプションの測定モジュールを用いることにより、異方性のある材料、高熱伝導率薄板材料およびフィルム・シート状材料および比熱測定ができます。

  • ISO22007-2に準拠した装置

TPS 2500 SおよびTPS 1500はISO 22007-2 "Plastics-Determination of thermal conductivity and thermal diffusivity-Part2:Transient plane heat source(hot disc)method"に準拠しています。

  • 高熱伝導率と熱拡散率の測定

熱伝導率と同時に熱物性値の一つである熱拡散率を測定し、さらに単位体積あたりの比熱容量を算出することができます。

  • 絶対値測定

厳密な非定常面熱源法の理論に基づき、熱伝導率と熱拡散率の絶対値を再現性良く測定します。
測定の再現性は熱伝導率で2%以内、熱拡散率は5%以内です。
(TPS 2500 S/TPS 1500 標準等方性測定でセンサRTK50 φ13使用の場合)

  • ワイドな測定レンジ

各種サイズのセンサおよび測定モジュールを用いることにより、熱伝導率は0.005W/mK~500W/mKまで測定できます。(TPS 2500 S)

  • ワイドな測定温度域

豊富なセンサ群により、種々の温度域での測定ができます。

  • 豊富なオプション測定モジュール

等方性のバルク状材料だけではなく、異方性のある材料、シート・フィルム状の材料、高熱伝導率で薄板の材料および比熱を測定する測定モジュールがあります。

仕様

TPS2500S

製品名 ホットディスク法 熱物性測定装置
型式 TPS-2500
測定モジュール 標準等方性
1-dimensional
【オプションソフト】
異方性(比熱容量が必要)
スラブ
うす膜
比熱容量※2
測定範囲※3 伝導率:0.005~500(W/mK)
熱拡散率:0.1~100(mm2/s)
比熱容量※1:最大5.0(MJ/m3K)
再現性※4 熱伝導率:2%以内
熱拡散率:5%以内
温度範囲※5 -20℃~750℃
電源 AC100~240V±10% 、50/60Hz
外形寸法 470(W)×490(D)×330(H)mm
質量 約27kg

TPS1500

製品名 ホットディスク法 熱物性測定装置
型式 TPS1500
測定モジュール 標準等方性
1-dimensional
【オプションソフト】
異方性(比熱容量が必要)
比熱容量※2
測定範囲※3 熱伝導率:0.01~50(W/mK)
熱拡散率:0.1~20(mm2/s)
比熱容量※1:最大5.0(MJ/m3K)
再現性※4 熱伝導率:2%以内
熱拡散率:5%以内
温度範囲※5 -20℃~750℃
電源 AC100~240V±10% 、50/60Hz
外形寸法 470(W)×490(D)×290(H)mm
質量 約27kg

TPS500S

製品名 ホットディスク法 熱物性測定装置
型式 TPS500S
測定モジュール 標準等方性
1-dimensional
スラブ
【オプションソフト】
比熱容量※2
測定範囲※3 熱伝導率:0.03~100(W/mK)
熱拡散率:0.02~40(mm2/s)
比熱容量※1:0.1~4.5(MJ/m3K)
再現性※4 熱伝導率:2%以内
熱拡散率:10%以内
温度範囲※5 -100℃~300℃
電源 AC100~240V±10% 、50/60Hz
外形寸法 470(W)×490(D)×190(H)mm
質量 約15kg

TPS500

製品名 ホットディスク法 熱物性測定装置
型式 TPS500
測定モジュール 標準等方性
測定範囲※3 熱伝導率:0.03~100(W/mK)
熱拡散率:0.02~40(mm2/s)
比熱容量※1:0.1~4.5(MJ/m3K)
再現性※4 熱伝導率:2%以内
熱拡散率:10%以内
温度範囲※5 -100℃~200℃
電源 AC100~240V±10% 、50/60Hz
外形寸法 470(W)×490(D)×190(H)mm
質量 約15kg

※1:比熱容量:単位体積あたりの比熱容量です。熱伝導率と熱拡散率から算出します。
※2:比熱容量を測定します。
※3:測定モジュール、使用センサ等により異なりますので別途お問合せください。
※4:標準等方性測定でセンサRTK50 φ13を使用し検証用物質を測定した場合の再現性です。センサRTK50 φ13以外のセンサおよびオプションソフトの測定における再現性については別途お問い合わせください。
※5:室温以外の測定には別途恒温槽・電気炉が必要です。

センサは各種サイズがあり、測定温度も低温、常温および高温用を準備しております。センサ仕様は測定モジュールにより異なりますので、センサのオプション詳細は、カタログ及び最寄の支店・営業にてご確認ください。

標準規格

ISO 22007-2 プラスチック-熱伝導率及び熱拡散係数の求め方-第2部:過渡的平面熱源(ホットディスク)法


カタログ

■総合カタログ.pdf

■予算申請カタログ.pdf

■TPS シリーズ TPS2500S_1500_500_500S.pdf

※ダウンロードには、お名前(姓/名)・メールアドレス等のご入力が必要となりますのでご了承ください。

動画

  • ホットディスク法 熱物性測定装置 TPS2500S/1500/500S/500

    試料の熱伝導率および熱拡散率が測定でき、さらにこれらの測定値により単位体積あたりの比熱容量を算出することができます。

    豊富なオプションにより、広範囲の温度域(-100℃~200℃)での測定、異方性を有する試料および金属など高熱伝導率の試料などの熱物性を測定することが可能です。

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